浴衣の代表的な文様の意味って?

AR033_Lここ数年、ファッション分野だけでなく、雑貨やインテリアも含め、古典柄が人気です。

浴衣は、水玉やチェックなど洋装のテキスタイルのような柄が流行った時もありましたが、和装本来の古典柄が注目されているのは嬉しいですね。

古典柄の多くは、植物や生き物の自然のものがモチーフになっています。

その文様ひとつひとつには、実は意味があります。

「このデザイン可愛い!」「この色使いが好き!」と感覚や好みで選ぶのも良いですが、

文様の意味を知ることで、選ぶ楽しみがもっと増えてくるのではないでしょうか。

代表的な文様の意味を簡単にご紹介しますね。

・葵文様

葵文様葵の葉っぱの文様です。ハートを逆さにした形にも似ています。

紋章としても使われており、二葉葵は京都賀茂神社の神紋、三つ葉葵は、ご存知水戸黄門の徳川家の紋章として有名です。従って、江戸時代には葵の紋を使用することは厳禁されていました。

・葡萄唐草文様

葡萄唐草文様この文様の起源は葡萄の栽培が盛んだったギリシャ・シルクロードから中国を経て、日本には飛鳥・奈良時代に伝わりました。奈良の正倉院には葡萄唐草文様の布地があります。豊穣を意味する由緒ある柄です。

・桜文様

桜文様和柄の定番・桜は、いつの時代も愛されてきました。それゆえか、春の代表格の花ではありますが、季節を問わず利用できるため、浴衣の柄としても人気です。五穀豊穣を意味します。

・鱗紋

色違いの三角形が交互に積み上げられたように配置された文様です。

能や歌舞伎においては、鬼女や蛇の化身の衣装として使われています。

女性の厄除けとされる、身に付ける風習も残されています。

・花兎文

花兎文花とうさぎをあしらった文様です。室町~桃山時代の茶人たちが洗練された意匠として好みました。現代でも、花とうさぎをセットにしたデザインはよく見かけます。

・菖蒲文

菖蒲文菖蒲は、「あやめ」のことです。菖蒲(しょうぶ)は、同じく「尚武(しょうぶ)」の意味である勝負強さや礼儀正しさから武家が好んで用いたそうです。菖蒲は、魔除けとして用いられてきました。5月の節句に軒先に菖蒲をさす習慣が残っています。

・牡丹紋

牡丹紋は奈良時代に中国から伝えられました。大きな大輪の花は、艶やかな印象を持ち、遠くからも映える柄です。幸福を意味します。

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