贈って喜ばれる「お中元」のポイントとは?

お中元ある調査によると、20歳以上の既婚者がお中元を贈る割合は、およそ4割。年代別では、50代以上では過半数が「贈る」とし、逆に30代以下では過半数が「贈らない」という結果になっています。

お中元の慣習もだんだん無くなっていく傾向にあるのでしょうか。

<お中元の由来>

そもそもお中元の「中元」とは、どんな意味なのでしょう。

中元は、中国の道教(中国三大宗教の一つ ほかは儒教・仏教)で行われる歳事です。

道教では、

1月15日を「上元」として幸福の神を、

7月15日を「中元」として贖罪の神を

10月15日を「下元」として災除けの神を祭る習慣がありました。

そのなかの中元が、仏教の陰暦の「お盆」と同じ時期だったことから、日本のお盆行事と一緒になって、仏様へのお供え物を配ることにはじまり、やがて現在のように親類などお世話になっている方への贈り物の習慣に変化していったと言われています。

<贈る時期>

贈る時期は地域によって差があります。

東日本では、7月はじめから~7月15日くらいまで

西日本では、8月はじめから~8月15日くらいまでとなっています。

しかし近年では、西日本でも東日本と同様7月初旬~7月中旬に贈っている方が多くなりました。

万が一、贈る時期が遅くなってしまったら、忘れていたようにも思われ、マナー違反にあたります。

そんな時は、

7月15日~8月6日頃までなら、暑中御見舞

8月7日~8月22日頃までなら、残暑御見舞

の表書きにして贈ります。

のし紙を用いる場合は、赤金の水引に花結びのもので、宛名を入れる場合は左上に小さめに、贈り主の名前は結び目の下に、表書きよりも小さく書くようにします。

<贈って喜ばれるものは?>

AR103_Lお中元で贈られるとうれしいもののツートップは、「ビール」と「商品券」です。

アンケートでは、どちらも約4割の人がこの2つを挙げていました。

商品券は、贈られた人が何でも好きなものを購入できるメリットがある一方、味気なさを感じることは否めません。

お世話になっている方へのお礼の気持ちですから、相手の方が喜びそうなものを考え、しかもお中元の時期にマッチした季節感のあるものを贈るのが大事なのだと思います。

最近は地域のお取り寄せ名産品なども人気のようです。

<予算は?

お中元ひとつあたりの金額は、3000円~5000円が相場のようです。

贈る側の年令が若ければ、あえて背伸びをして高い物を贈らなくても大丈夫です。逆に高額だと相手に負担を感じさせてしまう場合もあります。

<贈り方のポイント>

本来は、ご挨拶をしてお中元を手渡すべきですが、現代は業者から配送するほうが主流です。

デパートやインターネット通販では、相手先の氏名・住所を記入、入力さえすれば、配送まですべて業者がやってくれて便利です。

でも大事なのは、送ったらそれで終わりではなく、日頃お世話になった挨拶とお中元を送ったことを書き添えた葉書を併せて送るのが理想です。

例えば、

拝啓 盛夏の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

ささやかですが、お中元をお贈りしました。どうぞご笑納ください。

今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。敬具

このような数行程度の挨拶文でも構いません。出すのと出さないのとでは、贈った人の印象が大きく変わるものです。

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