ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」、天丼チェーン「てんや」、ピザレストラン「シェーキーズ」を全国展開するロイヤルホールディングスが、支払いを電子マネーやクレジットカードだけにした実験店を東京都内に開くと発表しました。
深刻化する人手不足に対応するのが狙い
現金の管理を完全になくすなどして従業員の作業効率を上げ、深刻化する人手不足に対応するのが狙いとのことです。
注文はテーブルのタブレット端末から行い、代金も同じタブレット端末で、電子マネーやクレジットカードを使って支払い、この店で得たノウハウを主力の「ロイヤルホスト」の店舗などにも導入していく方針だそうです。
日本の現金主義に風穴を開けられるか注目!
日本は金融システムと貨幣価値が安定しているので、現金での決済が未だに主流です。
特に地方では、クレジットカードでの支払いができないお店が非常に多く、現金を持っていないと不自由になります。
このような現金主義が、日本で仮想通貨の普及を遅れる要因の一つになっていると言われています。
今回のロイヤルホールディングスの試みが、日本の現金主義に多少とも風穴を開け、仮想通貨を受け入れるキッカケになることを期待します。