なぜ銀行は立派な建物が必要なのか?

銀行の本店は大きく立派です。
支店のレベルでもその地域では目立つ存在で、いかにも「お金あるぞ」的な雰囲気があります。(^^;

立派な施設が必要と信じられる理由

元々銀行というのは、他人のお金を運用して「金が金を生む」ビジネスです。
ですので、その銀行を信用してもらうためにも、またファシリティーとしての価値を高めるためにも、立派な施設が必要と信じられています。

話は変わりますが、1971年にアメリカのニクソン大統領が、ドルを金から切り離しました。
いわゆる、「金本位制」からの移行です。

それまでは、保有する金の量に応じた証拠として「紙幣」が発行されました。

しかしドルを金から切り離された瞬間から、紙幣は政府や中央銀行が「価値を保証するもの」となったワケです。

今、世界中の国は、日本も含め「変動相場制」を取っています。

この変動相場制ではアメリカのドルが基軸通貨ですが、アメリカドルの発行量は「金」の保有量を上回っているため、不安定な状態が続いているのが現状です。

世界の金融システムは、そんな不安定なドルを基軸通貨として成立していることが問題、と考える人もいます。

物理的な金融機関が既に時代遅れ

話を銀行の建物が立派な件に戻すと、

金融恐慌はいつ起きるかわからないし、ある日突然に銀行は、「預かっていたお金がなくなりました」と言うかも知れないのです。

でも、そういう不安を打ち消し、「当行に預金していれば大丈夫ですよ」と思ってもらうため、外見を立派にしていると勘ぐりたくなります(^^;

ところで、モルガン・クリーク・キャピタル・マネジメントの創設者兼CEOであるMark Yusko氏は、ビットコインの価格は長期的に見て40万ドルに達するだろうと予想しています。

今までビットコインは、「上限150万円は行く」とか、「いや700万円は行く」とか、いろいろな人から聞きました。

でも、40万ドル(11月15日時点で、45,200,000円)に行くという予想は初めて聞きました。

Mark Yusko氏は、「ブロックチェーンとビットコインは破壊的なテクノロジーであり、銀行が懐疑的に思っているのは極めて自然なことです。」とも語っています。

そしてMark Yusko氏は、「物理的な金融機関が既に時代遅れである」と強調しているのです。

貸しビル業やマンション賃貸業というアイディア

ブロックチェーンとビットコインは、インターネットを超える発明という人もいます。

通貨の革命ですから、その影響力は計り知れません。

当面は現在の金融システムが主流とは思いますが、いずれはブロックチェーンの技術で生み出される仮想通貨に取って代わられて、キャッシュレスな時代に突入するのは間違いありません。

そうなったとき、銀行の大きくて立派な建物は意味を持ちません。

キャッシュレス時代に、他人のお金という「ふんどし」で相撲を取ることは、もはや出来ないのです。

「物理的な金融機関が既に時代遅れである」と指摘されて、銀行はこれからどうするのか?

一つの解決策として、銀行が保有する既存の土地建物を利用して、貸しビル業やマンション賃貸業というファシリティビジネスに移行すのるのが現実的と思います。

そうすれば、ピカピカの外見で高い賃料を得られるでしょうし、立派で大きな建物が活かせます。

どうせ支店の統廃合で、これからたくさん建物が余るんです。

でも銀行員は、そんなこと考えもしないでしょうけどね・・(^^;

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